切り売りケーブルの落とし穴。
スピーカーケーブルを購入するにあたり、インターネット通販を利用する機会が多いと思います。
様々なサイトや販売店がありますが、大抵は、
『欲しい長さを数量で入力』
の形式だと思います。
私も以前色んな所でケーブルを購入し、欲しい長さを入力すればその長さのケーブルが送られてきました。
しかしふと不安に思う時がありませんか?
まさか、数字の長さのではなく本数で送られてきたらどうしよう??
先日そのまさかが現実に起こってしまいました。
ウーファー用のケーブルはモンスターと決めていたので、4m1本を希望し、サイトの説明通りに「数量=4」と入力し決済しました。
すると送られて来たのがこちら。
ま、まさかの1mが4本です!!
ご丁寧に一本ずつ包装してくれてます。
間違えて購入したつもりはなく、説明通りに長さを数量で入力しているので、何かの勘違いで送付されたと思い、すぐに交換してくれると思ってました。
それが簡単にはいかないインターネット通販の恐ろしさを体験しました。
その辺の経過を下のブログにまとめていますので読んで頂ければ幸いです。
ケーブルを通販で購入の際、このような事にならないように参考にしていただければと思います。
ハンドニブラ。
スピーカーホールを切断するにあたり、ハンドニブラを使用しました。
本来なら電動ニブラを使用するのでしょうが、駐車場には電源がないので、手動式を購入しました。
原理は比較的簡単。
昔、鉄道に自動改札がなかった頃、駅員さんが切符にパチパチ鋏を入れていましたが、正にアノ原理です。
ただ、鉄板が相手なので流石にパチパチとは行かず2mm程度ずつ切り進んでゆく感じです。
購入したのはホーザン製のハンドニブラK-88。
ホーザンと言えばMade in japan。
職人が愛用する信頼できるイメージです。素人ですがこれなら間違いないと思ってました。
切断する箇所はこちら。
写真の右半分は鉄板の厚みも薄く比較的パツパツ切れるのですが、問題は左半分。
強度対策でしょうか、厚みが倍程度に増し切りにくくなってきました。
使い方も悪かったのでしょうか、結局切り終わるまでにニブラが負けてしまい、切れなくなってしまいました。
さて、どうした物かと思い、ダメ元で半額程度の台湾製の物を購入して使ってみました。
これが固い!!
手袋なしでは手が痛くて無理です。
しかし切り方にもコツがあるようで、切ると言うよりも刃を咬ませて上下にニブラを揺らし、金属疲労でもぎ取るというイメージで進んでゆくと切る事が出来ました。
何とかスピーカー4つ分を切る事が出来た台湾製ニブラ。
写真を見れば分かりますが、ホーザン製と違い鉄板を受ける面が平面で力が分散し、厚い鉄板に負ける事なく切る事が出来ました。
下が4分の1程度の切断でギブアップのホーザン製
鉄板を受けるのが平面でなく2点なので、サックり切れるのでしょうが強い力に負けてしまっています。
最近、Made in japan製品を絶賛する番組がありますが、使い方が悪かったかも知れませんが今回は台湾製の勝ちです。
アノ番組を見てると、確かに日本製は優秀ですが、それで自画自賛して満足してて大丈夫
なのかな?って思います。
追い付け追い越せの世界です。
いずれは家電製品のように日本製品が世界で置いていかれる気がします。
頑張れMade in japan !!
FOCAL ES165KX2 エリシオンへ取り付け
フロントスピーカー取り付けに関していろいろ調べて見ると、一般的に外国製のスピーカーはサイズが大きいのに対して、ホンダ車はスピーカーホール等のスペースが小さいようです。
ES165KX2に対してエリシオンの場合は、スピーカー奥行きは大丈夫そうで、スピーカー径が駄目のようです。
車両の寸法や内張りのはがし方などはパイオニアのホームページを参考にしました。
合わない箇所については頑張って加工しようと思います。
まずはインナーバッフル。
ES165KX2に適合するバッフルがなかなか見つかりません。
なので、カロのUD-K524をとりあえず使用しました。
実際に合わせてみると、やはりスピーカー裏のサイズが大きくてバッフル内径と干渉してしまいます。
なので、干渉する部分をヤスリで削りました。バッフル自体はMDF 板なので、比較的簡単に削れます。
結構削りました。
削ったあとは100均のニスを塗布しておきます。
苦労したのは運転席側のスピーカーケーブル通し。
助手席側は普通に蛇腹ゴムでケーブルが通ってますが、運転席側はドア内がコネクターになっています。
カナレ4S8はかなり太いので通るか不安でしたが、取り合えずコネクターの空いてる箇所に穴をあけてみました。
かなり難しかった‥、って言うか神業でした。
やる方は自己責任でお願いします。グリスがネトネトで失敗する確率が高そうです。
このように神業的に通りました。
太いカナレ4S8ですが、ドア扉への配線が通る例のゴム蛇腹はケーブルにCRCをひと吹きしておけば、運転席・助手席共ににゅるりと入りました。
通ったあとはパーツクリーナーで脱脂しておきます。
続いてスピーカーホール。
マジックの黒線がバッフルの内径です。ES165KX2はこのギリギリの寸法なので、バッフルをあてがい、余分な箇所を切り取ります。
鉄板の切り取りはハンドニブラを使用しました。
こちらが切り取ったあと。
結構切り取りましたが、純正スピーカーボルト穴は辛うじて残っております。
こちらも切り取り後はヤスリかけを行い、さび止めを塗布しておきました。
バッフルを取り付け。
スピーカー端子はエーモンの金ピカのを使用。これも自己満足ですかね。
サイズはプラス側がMサイズ、マイナス側がSサイズでした。
カナレ4S8は4芯なので両極共に線が太く、こちらもカシメに苦労しました。
必ず失敗するので端子の予備は必須です。
デッドニングについては写真がありませんが、
アウター鉄板には防振のレジェトレックス、防音のオトナシートの順番に張り付け。
インナー側はサービスホールをレジェで塞ぎ、その上からオトナシートで防音処理しました。
密閉型のイメージです。
問題は内張。
エリシオン(に限らずホンダ車)は本当に良くビビるので、こちらも丁寧にレジェで防振しておきましたが、完成後も完全にビビりが取れず、ここをいかに防振できるかで音が変わると思います。
あと、デッドニングの部材ですが、以前施工した時はデッドニングキットなるセット品を購入したのですが、各部材の数が少なくコスパが悪いです。
なので今回はそれぞれバラで購入しました。
例えばレジェトレックスなら特大の1000mm×500mmでアマゾンで購入した時は1000円代前半で購入できたと思います。今見たら2000円程度になってましたが、それでもキット品よりも大きくて厚さも厚くシッカリした物に思えました。
これだけあればドア一枚のインナー、アウター、内張りをたっぷり防振できます。
オトナシートも防音にかなり効果があると思います。
その他、エプトシーラ(買わなくてもバッフルにも附属してますが)や吸音材のウレタンスポンジもバラで購入する方が安くて量も多いです。
専用ヘラとパーツクリーナーは必須ですかね。
こうして取り付いたのがこれ
エリシオンに内張りの加工なしにフォーカルES165KX2が取り付きました!
(純正のスピーカーカバは切断しましたが‥)
内張りのとのクリアランスはこんな感じ。
ちょっと解りにくいですが‥
こちらは干渉する事なく取り付きました。
音が鳴ってコーンが振動しても大丈夫みたいです。
最後にカポりとフォーカルのカバーをはめて完成です。
美しいです。
ツイーターはこの位置に。
鳴り方の模索中なので、位置や向き等まだ仮置きの状態です。
少し残念なのがひとつ。
陽の当たる加減、特に日陰になるような向きになると、スピーカーの淡い黄色が焼けたような黒っぽい黄色になってしまうこと。
最初は綺麗な黄色だったのに日に焼けてしまったのかなあって残念に思ってましたが、どうも光の加減によってそう見えるみたいです。
スピーカーケーブル交換
今回は思いきってスピーカーケーブル類も変更しようと思っています。
今まではデッキユニットを交換したり、サブウーファを追加してもケーブル類の交換は敷居が高かったのですが、せっかく高出力アンプを導入しても純正のスピーカーケーブルでは電話線並みの細さで、これでは良い音がするはずがない。
なので今回は電源も含めてケーブルも更新したいと思います。
まずはスピーカーケーブル。
カナレ4S8
左側がデッキからアンプ用のRCA仕様。
右側はアンプからスピーカーへの切売り線です。
ネットでも評判が良かったカナレ4S8をデッキ~アンプ~スピーカーまでのメインケーブルで使いたいと思います。
このケーブルは4芯で、なおかつカーオーディオ難点のノイズ対策の被覆がシッカリしています。
中はタコ糸のきしめんのような繊維質で満たされています。切断時はこららの処理が大変ですが、コストパフォーマンスは最高のケーブルです。
ただ音質の期待とは裏腹に、かなり太くなってしまうので、これがドアの蛇腹ゴムを通るか心配なところ。
因みにこちらは通販のサウンドハウスさんで
購入しました。
単価120円。大手電化店ならこの倍の値段はします。ただ、2000円未満なら送料別なので、そこはどちらが得なのか見分ける必要があります。
ベルデン9497
写真はありませんが、オレンジ色と黒のツイストケーブルで通称「ウミヘビ」のやつです。
高音域に定評があるようなので、スピーカーユニットからツイーターまでの配線に使用したいと思います。
こちらもサウンドハウスさんが安く、単価280円です。大手電化店ならやはり倍の値段です。
モンスターケーブル
こちらはウーファ関係で使いたいと思ってます。
アンプからウーファーまでの線はこれ⬇
モンスターnmcケーブルです。
某通販サイトで購入しました。
4mを注文したのに、写真のようにまさかの1mが4本届きました。
この辺の経緯は別途記載します。
デッキからアンプはこちら⬇
モンスター製のRCAケーブルの安いやつです。
これより上のグレートは非常に高価になってしまうので、これで妥協しました。
線は細いですが、デッキからの信号はそんなに大きくないでしょうし、まあ、ウーファー系はモンスターで揃えたって言う自己満足ですかね。
電源はこちら。
ロックフォード純正ケーブルです。
バッテリーから4Gの太さで、途中からアンプ別に8Gの太さで分岐させたいと思います。
マイナスアースもバッ直で。
左が8G、右が4Gです。
ぜんぜん違いますね。
USA AUDIO
これらのスピーカーとアンプはインターネット通販のUSA AUDIOさんで購入しました。
ここは本当に安いです!!
高嶺の花だったフォーカルES165KX2もここがあったから手が出せました。
それでも総額が高額になってしまったので、注文後にお店とカード会社から確認の連絡を頂きましたが、逆にセキュリティーを確実にやっておられる証拠で信頼出来ます。
確認後、すぐに配送してくれました。
あの品揃えから、どんな倉庫なんだろうと察するところですが、文字通り迅速丁寧でした。
これだけの商品揃えにこの安さ。
凄いですね。
届いた梱包がこちら。
(デカさが分かるようティッシュ箱を置いています)
キッチリと商品が梱包されていました。
「取扱注意」のステッカーは貼ってくれてますが、これが非常に重くて持ち上げられない位なので、配送中にどの様な扱いで送られて来たのかいささか心配でもありますが、商品に異常はありません。
何故でしょう、梱包に張り付けてある送り状に購入金額が印字されており、購入金額がウチの家庭内野党にバレてしまいました。
お店の所在地が沖縄なので、緩衝材に入ってた新聞が地元の新聞でした。
嬉しくて広げてまとめたら、ほぼ一紙分ありました。
車載アンプ
スピーカーはフォーカルで統一したので、外付けアンプもフォーカルが自然で良い音が出るのかなと考えていました。
フォーカルのアンプはデザインも優雅でなかなか良いです。
しかし実際、音的にはフォーカルアンプはスピーカーと違って評判があまりに良くないみたいですね。
価格も割りと高めです。
その割にはmade in koreaが割りと主張してるのもどうかな。
(因みに、スピーカーもES165KX2はmade in france なのにISC165はchina でした)
如何せん、この手の商品は試聴するのが難しいので、このアンプにこのスピーカーならこんな音、みたいな体験が出来ないのが歯がゆいですね。
言わば、昔で言うアーティストの評判と見た目だけで買うCDのジャケ買いみたいな。
なので色々検索してみると、意外や意外、フォーカルスピーカーとは水と油のような気がするロックフォードのアンプが相性が良いようです。
アメリカとフランス。
共通点が見いだせませんが‥
ジャケ買いして見ました。
先ずは4chアンプはこちら。
ロックフォードT400-4です。
カタログから見るに、奇抜なデザインでいかにもアメリカだなあ‥と思ってましたが、実物は写真のようにボディが光沢のツルツルで非常に美しいです。
フランス的なデザインとはまた違う、これも隠さずLEDなどでライトアップしたい感じです。
操作盤面です。
2ch,4chの切り替えを始め、F、R別にそれぞれgain、eq、punch eq、HPLPの調節が出来ます。
結構遊べそうですね。
特にロックフォード特有のpunch eqが面白く、詳しい説明は代理店のサイトにある通りですが、体感としては低音域がグッと上がり、なおかつ中高域のこもり音が取れてクリアになる感じ。
それが音源によって調節出来るので非常に便利です。
取付けるスピーカーとデッドニング環境によってはサブウーファー要らないかも。
ただ、運転中は音源が変わる度にダイヤルを触れないので、リモートパンチレベルコントローラ(PEQ)も後日購入しました。
他のブログ等にも書かれていましたが、ここで疑問が。
・このコントローラは4chまとめて操作可能なのか?
・接続時は本体punch eqは何処に合わせるべきなのか?
・本体punch eqを最大にしてコントローラ側を最小で接続すれば、それ以上音圧は上がるのか?
・フロントとリアで性能の異なるスピーカーを取り付けた場合、鳴り方の差は本体で調節しておくのか?
以上が購入前に持った疑問なのですが、実際に取り付け後に分かりました。
・4chアンプはリアの出力のみ調節可能。フロントは操作不可。
・本体調整つまみはどこであってもコントローラ接続時はリセットされる。
でした。
しかし、なぜリアスピーカーのみ調節なのでしょうか?本国ではリアスピーカーがメインなのでしょうか。
エリシオンではフロントがメインなので、デッキからのフロント出力をアンプのリア入力に接続して解決しています。
ゆえにリアの調節は出来ません。まあ、リアはオマケですから、アンプ本体側で適度な所で固定で合わせています。
後は電源系はリモート(ACC電源)、グランド(マイナス)、及び常時電源です。
本体に直接差し込んで、プラスドライバーで締め付けるタイプ。スピーカーの出力も同様です。
本当は600wのt600-4が欲しかったのですが、サイズが一回り大きくなってしまい、予定しているシート下から少しはみ出てしまうので、こちらのT400-4にしました。
サブウーファーのアンプはこちら。
ロックフォードP500X-1BD。
こちらはTシリーズと異なりボディはマットタイプでデザインも落ち着いていて、これもまた良しです。
サイズはT400-4よりふた回り小さい感じ。
操作盤は付属の六角レンチでネジを外し蓋を取り外します。
面倒ですね。いったん設定したらなかなか触れません。
入出力系統です。
音調用のCDが入っていました。
こちらはまだ接続していないので、詳細はまた後日にご報告します。
ロックフォードP3D4-12
以前N-BOX+にパイオニアTS-WX910Aを積んでおりました。
最大800wのアンプ内臓型サブウーファーです。
とても軽自動車には無理なサイズのようですが、計測するとN-BOX+の荷物室の下段に型枠のようなくぼみがあり、そこにピッタリと収まるのです。なおかつ、荷物室上段はまるまる使用出来ます。
(+じゃないN-BOXは荷物室が二段になってないので、設置不可か荷物室が犠牲になります。)
これでN-BOXでズンドコいわせてたのですが、これがまた『羊の革をかぶった狼』状態で、信号待ちで停止してて回りのクルマからは、
「あれ? そんなヤンチャなクルマ止まってないけど‥ 誰!? ズンズンいわせてるの?」
「え、あのN-BOXか!! 」
的な感じで、結構痛快でした。
(自己満足ですが‥)
ただ、ウーファー本体の見た目ほど豪快な鳴り方はしなくて、これを買ったけど不満な方も多いのでは? と推測します。
なので、今回はアンプレスの単体のウーファーをと思い、決めたのは、
ロックフォード P3D4-12
30cm 定格600w ダブルボイスコイルタイプです。
サブウーファーは25cmにするか30cmにするか迷いました。
鳴り方では30cmでしょうが、エンクロージャーが大きくなってしまい、推奨サイズでは荷物室の3分の2程度を犠牲にしてしまう。
でも、密閉型なら30cmでも割りと小型になりそうなのと、本当はバスレフにしたいのですが、上手く鳴るのかわからないし、密閉型なら閉まった音になるとの事なので、それで自作しようかと思います。
なかなかの迫力です。
ケーブル端子は挟み込むタイプ
でかくてて重いです。
これがどれくらい鳴るのか楽しみです。