ハンドニブラ。
スピーカーホールを切断するにあたり、ハンドニブラを使用しました。
本来なら電動ニブラを使用するのでしょうが、駐車場には電源がないので、手動式を購入しました。
原理は比較的簡単。
昔、鉄道に自動改札がなかった頃、駅員さんが切符にパチパチ鋏を入れていましたが、正にアノ原理です。
ただ、鉄板が相手なので流石にパチパチとは行かず2mm程度ずつ切り進んでゆく感じです。
購入したのはホーザン製のハンドニブラK-88。
ホーザンと言えばMade in japan。
職人が愛用する信頼できるイメージです。素人ですがこれなら間違いないと思ってました。
切断する箇所はこちら。
写真の右半分は鉄板の厚みも薄く比較的パツパツ切れるのですが、問題は左半分。
強度対策でしょうか、厚みが倍程度に増し切りにくくなってきました。
使い方も悪かったのでしょうか、結局切り終わるまでにニブラが負けてしまい、切れなくなってしまいました。
さて、どうした物かと思い、ダメ元で半額程度の台湾製の物を購入して使ってみました。
これが固い!!
手袋なしでは手が痛くて無理です。
しかし切り方にもコツがあるようで、切ると言うよりも刃を咬ませて上下にニブラを揺らし、金属疲労でもぎ取るというイメージで進んでゆくと切る事が出来ました。
何とかスピーカー4つ分を切る事が出来た台湾製ニブラ。
写真を見れば分かりますが、ホーザン製と違い鉄板を受ける面が平面で力が分散し、厚い鉄板に負ける事なく切る事が出来ました。
下が4分の1程度の切断でギブアップのホーザン製
鉄板を受けるのが平面でなく2点なので、サックり切れるのでしょうが強い力に負けてしまっています。
最近、Made in japan製品を絶賛する番組がありますが、使い方が悪かったかも知れませんが今回は台湾製の勝ちです。
アノ番組を見てると、確かに日本製は優秀ですが、それで自画自賛して満足してて大丈夫
なのかな?って思います。
追い付け追い越せの世界です。
いずれは家電製品のように日本製品が世界で置いていかれる気がします。
頑張れMade in japan !!